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理系としての心理学~各領域との繋がり~

どうもだっきーです。

このページを見てくれてありがとう!

 

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心理学がここ近年、世間で人気になりましたね。

 

その結果、心理学と言えないものまで心理学になってしまった...という事態まで招いてしまうようになってしまったのが残念な話ですが...(笑)

 

私は、大学で心理学を専攻して4年の月日が経ちました。世間で聞くような心理学とはだいぶ異なると感じることが多く思います。では、心理学とはどんな学問なのでしょうか?

 

テレビで紹介される心理学では「人の心が読めます」なんて言うこともありますが、実際にそんなことが可能なのでしょうか?

 

また、心理学は各領域に関係していると私自身考えています。それは、本編で詳しく書きますが、「人間の行動を学問」が心理学であるからです。

 

今回は、心理学は「理系」であり、「各分野」と関係があるということを書いていきたく思います。

 

 

理系として見てもらえるために心理学とは何かと再度考える

心理学とは、皆さんはどのように考えていますか。占い・読心術・文系といったものを思い浮かべていますか。もしくは、エンターテインメントのようなものと想像しているのではないですかね?(笑)

 

はじめに、「心理学」の定義をデジタル大辞典より引用して説明したく思います。少し堅苦しいですが、読んでみてくださいね。

生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。

                  デジタル大辞泉より引用

 

まぁ、心理学とは、長い期間をかけた行動観察や分析によって人の心を解明していく学問であり、読心術のような深い観察をせずに人の心を読み解くことはできないのです。

 

また、精神物理学が心理学の起源となっているので、理系分野といってもいいかもしれませんね。

 

心理学を英語表記にすると「Psychology」と書きますが、古代ギリシア語のプシュケー(心や魂)「psycho」と研究や説明を意味する「logy」からきているといわれています。

 

有名書籍『ヒルガードの心理学』には行動と心的過程についての科学的学問が心理学であると定義されています。

 

しかし、近年の心理学の問題は「再現性の欠如」というものがあります。どういうことかというと、既存で発表されている論文をもう一度行うが、同等の結果がでないということです。ヒトというのは複雑な感情を持ち行動する生き物であるため、その時の気分によっても結果が変わるからです。だからこそ、同一人物で似たようなデータを大量に取ると割と正確なデータを取れるのではと思ったりするんですけどね。(それでも、再現性を確保することは難しいのです)

 

 

 実証科学とは?

心理学で○○効果といわれているものは、どれも日常的で再現性の高いかどうかを確かめます。心理学においては各領域の分野に分けて研究をしています。

 

再現性というのは、一度研究の結果が出たとしても、同じ条件に整えて同じ研究をすると同じ結果がでるかというものです。そのためにも統計ソフトを用いて膨大な量の質問紙を分析します。

 

研究手法は、大きく3通りに分けることができます。

  • 実験
  • 観察
  • 質問紙

 

実験は、条件を分け参加者の反応の変化を比較するという方法です。実験群と統制群にわけて見るということです。

 

観察は、対象者の行動を見て分析します。時間がかかりますが、質的かつ細かい観察者の行動の変化を見ることができるのです。

 

質問紙は、実験や観察と異なり、比較的容易にできます。対象となるサンプルを抽出し、複数の尺度から人の心を追求するというものです。

 

文献分析の研究であれば、文系的に感じるかもしれませんが、多くの心理学研究は上記3つの手法を使って分析を行い、理系のように振舞っています(笑)

 

心理学の領域とは?

 

色んな書籍を読むと10種類ほどに領域をわけていることがわかるかと思いますが、今回は4つの領域を紹介します。 

 

 

臨床認知発達社会の4つの領域です。

 

「臨床」..その場にある問題に対処する心理学

「認知」..脳領域における心理学

「発達」..人生という膨大な時間を見る心理学

「社会」..対人場面における心理学

 

それぞれの領域は、「人間の心を知る」という点で共通し、他者理解に繋げているのです。

 

社会と関係する心理学

心理学は、社会にどのように活かせるのでしょうか?

 

教育現場であれば、子どもの発達を心理学的観点で見ることができますし、福祉現場であれば、お年寄りを臨床や発達の観点から考えることもできます。

 

普通の営業場面においても社会心理学や認知メカニズムを理解していれば、有利に進めることができるかもしれません。健康面も生理メカニズムを認知心理学的に理解していれば、生活を豊かにすることも可能でしょう。

 

身近な友人が精神的に不安定を感じている時には、適切な診療所を紹介するといったことも心理学の利点ですね。

 

 

最後に… 

普段TVで見る心理学と違う1面をお伝えすることができたでしょうか?

 

心理学に関心がある受験生は、心理学は「文系の要素だけではない」ということを知っていることで、大学生活を送る前に対策することができますね。

 

統計を使うから理系だ...というのも疑問なところもありますが、少なからず理系を名乗る心理学であるということをお伝え出来たらいいと思います。

 

また、次回もお楽しみに〜